-sad and painful-
2年前の冬

私はまだ中学2年生で

貴は高校2年生だった。


「おいー咲ーっ」

「何よ。」

「明日おばさんの誕生日だろ?」

「そういえば・・・そうだ。」

「お前娘なのに覚えとけよ。」

「てか、何であんたが覚えてるのよ。」

「お前昔言ってたじゃん。」

「ふーん・・・」

覚えてくれてるんだ

嬉しいー・・・・

とか思ったり

思ってなかったり。
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