X'masの約束~10年の想い~





午後7時───



あたし達は、イルミネーションを見ながら帰路についていた。

ある公園の前を通る───



「─……あ。」

「どうしたの?」



突然声を上げたあたしにびっくりして、実夜が顔を上げた。



「実夜…ちょっと寄りたいところがあるの。」





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