ダイアリー
11月20日

食事会;

とあるレストランに集まったオヤジ達。皆、僕よりも一回り以上年上だ。

何故か僕は同世代の若者よりオヤジ達に人気がある。(これも、世間体を気にしすぎるためか…。)

友人たちと食事をしたり、あそんだりすると決まって帰宅と同時にベットに倒れ込む。

しかし、今日の食事会は疲れない。(いや、むしろ楽しんでさえいる。)

オヤジたちは、友人のように僕の何気無い一言に傷つくほど幼くない。会社の上司のように気に入られる必要もない。

そんな関係が僕を自由にさせてくれているのだろう…。

社会に馴染めない者の会都でも言おうか。(オヤジたちに失礼か(笑))

『僕は、まだ全てに扉を開くことはできないのだ…。』

楽しい食事をしながら、ふっとそんな思いがあたまを霞めた。
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