冬季限定!!ホットジャー
…女相手にやり過ぎたか?
イエローの中に入り込んでいる日下部さんはピンクの様子に少し焦りを抑えつつホットジャーを分裂させるまでもう少しなことに心の中で静かに笑った
そうとも知らずピンクは尚もイエローを真っ直ぐ見つめ言った
「最初の頃は、そりゃただの仕事だからってみんな距離があったけど…冬に変わる季節には毎年集まって冬将軍に備えて話し合ったり、時々は口論になったり…でも!!それもみんな仕事だからじゃない、冬将軍から街を守ってみんなを守るためにしてるんだって、心に芽生えたからでしょ!?口には出さないけど根っこにはそれがあってその根っこで繋がった仲間だって、みんな…みんな思ってるんだよ!!」
「その根っこてのが腐ってたのさ、一つ朽ちたらあとはみんなしめぇだ、ホットジャーも潮時なんじゃねぇか?」
「ひどい…酷いよ黄木君!!」
ドンー。
とピンクはイエローにしがみつくと我慢が切れたのか涙がボロボロ溢れ出した
「お、お前!?離れろ!!」
「ピンクさん!?」
焦る菊地(レッド)
なんかピンクやり過ぎじゃね?
少し引いたブルーは虚ろな目でそれを見ていた