冬季限定!!ホットジャー
なんだあいつ、変態もいいとこじゃね?
人にはいろいろありますからね、しばらくしたら気付きますよ。
というか関わりたくない。
狙いすぎてんのか笑えない。
存在が近すぎて笑えません、むしろテレビで視聴者として見たかった。
「泣かしてぇのか!!そうなんだな!?我慢してるけど心びしょびしょだかんな!!」
「あー聞こえてたか」
「まぁまぁ」
「許さねぇ…お前らもイエローみてぇに」
「イエロー?」
チッと舌打ちをし黄木はそっぽを向く。
「ブルー、お前は運がいい。なんのことだかわかんねぇだろうがせいぜい楽しみな」
含み笑いを黄木がもらすとどこか歩いていく。
あの恥ずかしい格好で。
明らかに知っている黄木ではない、藍川と緑間は顔を見合わせた。
どうやら最悪な答えは正解のようだ。
2人はここ数日、あの部屋に残された「死ん茸」について調べていた。