冬季限定!!ホットジャー


「いや…なに?」


「なにも…」


いつからかレッド(菊地)が睨んでいた。


浦田と腐った縁があるだけでよく絡まれていたブルー、本人とはさほど仲は良くなく、なのに学生の頃は全て同じ学校、同じクラス。

手の上でコロコロコロコロ転がされる男たち、そして捨てられた男はブルーの元へ愚痴をいいにくるか怒りをぶつけにくるか……


ブルーはそんな過去が蘇り、レッド(菊地)の視線が妙に痛かった。











「あー……なんかめんどくさくなってきたぁー」


『はあ?』


< 59 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop