冬季限定!!ホットジャー
「いや…なに?」
「なにも…」
いつからかレッド(菊地)が睨んでいた。
浦田と腐った縁があるだけでよく絡まれていたブルー、本人とはさほど仲は良くなく、なのに学生の頃は全て同じ学校、同じクラス。
手の上でコロコロコロコロ転がされる男たち、そして捨てられた男はブルーの元へ愚痴をいいにくるか怒りをぶつけにくるか……
ブルーはそんな過去が蘇り、レッド(菊地)の視線が妙に痛かった。
「あー……なんかめんどくさくなってきたぁー」
『はあ?』