冬季限定!!ホットジャー
「ピンクの部分らしいぞ」
冬将軍たちご一行は円になって話しだした。
ひそひそと小声でホットジャーに聞こえぬよう、プライドを傷つけないように配慮する。
「あ、それならわたくし分かりますわ!」
最初にヌックが挙手した。次に日下部さん。
「俺もわかるぜ!!」
そしてホカロンも声をあげる。
「俺も覚えている!
して、どう伝える?きゃつら思いだしそうにないぞ…」
全員覚えていることに安緒し心なしかテンションも上がる。
「そ、それではこれはどうです!?」
はい、ヌック。
「わたくしたちの誰かがホットジャーに侵入しピンクの代わりを勤め登場シーンが終わったらすぐに抜けるのです」
おぉ〜〜
パチパチパチ
はい、ヌックさんありがとうございます。
しかしそれではまず始めに侵入するのが無理ですね、今から戦うというのに敵の中に入ってはタコ殴りもいいところですね。
「あ…そうでしたわ…」
しょんぼりするヌックに二人は明るく励ました。