冬季限定!!ホットジャー




「おまぇはレッド(菊地)だったな……
…いつもコソコソ人の後ろに隠れてる奴が何してるんだ?なぁ?

そうやって前に出たら狙われるぞ
目立つと陰口を叩かれるぞ
自分が酷い目にあうぞ」





「な、なにを………」






「正義感に任せて人を守る、そりゃ勇気がいるよな、なかなか出せるもんじゃない立派さ。
だがよぉ、守った奴はどうだ?
お前を守ってくれるのか?
お前に味方してくれるのか?」









日下部さんが深く口を曲げて笑った。



「お前は知ってるだろう?敵になるんだよ。
世の中強い者に従うのさ」


そしてお前はひとりぼっち、そうだろう?




「レッド(菊地)……?」




先程までの震えなどなかったかのように今度はピクリとも動かなくなったレッド(菊地)がそこにいた。



グリーンの声も届かないと目を見開いたレッド(菊地)の顔が物語っている。





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