冬季限定!!ホットジャー
「だーいじょうぶ、焦んなって。お前の餌はこんなにあんだから、握りまくってやんよ」
ビュッ
また雪玉が黄木に向かって飛んできた。
叩き潰しても叩き潰してもいくらでも飛んでくる。
「でりゃ!とりゃあ!ぅおお!!浦田さぁん!!羨ましい!!!!」
気持ちの悪い雄叫びをあげながらレッド(菊地)がつかみかかろうと飛びかかるのを殴ったり、避けたり、雪玉の壁にしたり、雪に埋めたり、浮上させて、また埋めたり。
「はっ!!しっつけぇやつらだ!!」
黄木にはまったく攻撃が当たらない。
むしろレッド(菊地)が雪玉の的になっているのは気のせいだろうか……。