冬季限定!!ホットジャー



「だーいじょうぶ、焦んなって。お前の餌はこんなにあんだから、握りまくってやんよ」




ビュッ




また雪玉が黄木に向かって飛んできた。



叩き潰しても叩き潰してもいくらでも飛んでくる。



「でりゃ!とりゃあ!ぅおお!!浦田さぁん!!羨ましい!!!!」




気持ちの悪い雄叫びをあげながらレッド(菊地)がつかみかかろうと飛びかかるのを殴ったり、避けたり、雪玉の壁にしたり、雪に埋めたり、浮上させて、また埋めたり。




「はっ!!しっつけぇやつらだ!!」




黄木にはまったく攻撃が当たらない。



むしろレッド(菊地)が雪玉の的になっているのは気のせいだろうか……。




< 89 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop