三日月
「クリスマスプレゼント☆家に帰って開けてみて。」

「えっ、いいの??わざわざありがとう!!!私も明日何か買ってくるね!」

「うん、楽しみにしてるよ♪じゃあもうすぐ夕食だから。また明日」

「お大事に☆」



そう言って、私は小さな紙袋を手に持ち、病室をあとにした。

その後私は早く病室を出たのを後悔することになる。

病院から家に向かう途中、携帯電話の着信音が鳴った。


画面を見ると瀬知からだった。
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