リクエストを基にした・【Boys Kiss】シリーズ 『甘々』・1
「あっ、行って見たい場所があった」

「どこだ?」

オレはアイツを見て、にっこり笑った。

「お前の部屋」

「えっ!?」

「次の休みはお前の部屋に行く。決定な!」

そう宣言すると、アイツの膝の上に頭を乗せた。

「おっおい! 何を勝手に!」

「良いじゃん。どうせいつかは行くんだし、な?」

オレは戸惑い顔のアイツの頬を撫でた。

「まったく…。しょーがないヤツだな」

「そのしょーがないヤツに惚れたお前が悪い」

オレは手をアイツの後頭部に回して、引き寄せて、唇にキスをした。

間近で見るアイツの微笑んでいる笑顔が、とてもキレイだった。

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