誰よりキミが…
「うーん…どれが良いかな??」
「そーだね、やっぱりチョコなんだから、ハート型とか??」
麻里花は笑ってみせる。
「えぇー!!麻里花、大胆!!!」
「うーん…じゃぁ……」
しばらくしてから、麻里花の口が開いた。
「はっ…ハル!!これは??」
麻里花が見つけたバレンタインデー用のチョコレートは、小さいハートの形をした、こ
ろっとした可愛らしいチョコレートだった。手紙が添えられるようになってあって、女
の子らしいものだった。
「あっ、可愛い!!いーじゃん!!!」
「でしょ?これにしなよ。」
「うん。コレにする♪」
ハルは
このチョコを
佐古くんに渡すんだよね…
たとえ片思いでも
頑張って精一杯恋をするハルの姿は、
私にとって
とっても羨ましくて
健気で
無邪気で
そう思うと
自分がひどくしらけた人間に思えてきちゃうよ…
「そーだね、やっぱりチョコなんだから、ハート型とか??」
麻里花は笑ってみせる。
「えぇー!!麻里花、大胆!!!」
「うーん…じゃぁ……」
しばらくしてから、麻里花の口が開いた。
「はっ…ハル!!これは??」
麻里花が見つけたバレンタインデー用のチョコレートは、小さいハートの形をした、こ
ろっとした可愛らしいチョコレートだった。手紙が添えられるようになってあって、女
の子らしいものだった。
「あっ、可愛い!!いーじゃん!!!」
「でしょ?これにしなよ。」
「うん。コレにする♪」
ハルは
このチョコを
佐古くんに渡すんだよね…
たとえ片思いでも
頑張って精一杯恋をするハルの姿は、
私にとって
とっても羨ましくて
健気で
無邪気で
そう思うと
自分がひどくしらけた人間に思えてきちゃうよ…