大好きなキミへ

「・・・・・なぁ・・おまえらって付き合ってんの?」






担任がいきなりそんなことを言ってきた。





俺は、飲みかけのコーラを吹き出しそうになる。






「見ちゃったんだよな~♪さっき、おまえらが抱き合ってるト・コ♡」






おもしろそうに笑う担任を見て、宮本は叫んだ。






「そっ・・・・そんなワケないじゃんッ!!バカー!」






「ん~? とか言って、顔赤いけど~?」





「だから、違うってば!!」





「お似合いだと思うんだけどな~♪」





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