大好きなキミへ

「俺、宮本のこと・・・・・・」




ムリかもしんない。でも――・・・





「スキかも・・・・・・・」






言ってから、後悔した。






「・・・・・ッ・・・ゴメン!!今の冗談な!!忘れていいから!!!」





あーもー!! 





俺は言いながら、宮本から身を離した。






宮本は、下を向いたまんまだった。
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