大好きなキミへ
「なになに~? 何笑ってんの2人とも」
「皐!! ちょ、コレ見てみろよ!!! バナナだぜ!?」
草太に言われて中村は、俺の机の中に敷き詰められたバナナを見て爆笑した。
「きゃ~!!バナナ~~~!!! 超ウケる!!!」
「裕也ぁ~~おまえ相当バナナ好き!?」
「ち…違うっ!!断じて違う!!!」
「えー?そんじゃあなんでバナ…プッ…、バナナがあんの?」
「知らねーよ!」
「じゃあ…誰かのイヤガラセ…?」