大好きなキミへ

「じゃあ…どっかでお昼でも食べますか♪」






俺は宮本の手を引いた。





「う…うん!」






「あ、待って。 俺、今日プレゼント何も持ってないから。 どっかで買おう」






「えッ…いいよ、そんなの!!悪いし…」





「俺は宮本の彼氏でしょ。 悪いとかそんなのないから」






そう言うと宮本は黙ったけど、うれしそうだった。
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