大好きなキミへ

「上山くんも、早く好きな人見つけなよっ!!」





「・・・・そうだな」






なんか宮本見てたら、“恋”をしてみたくなった。







「じゃあ、ここうちだから!!!送ってくれてありがとね♪」







「・・・じゃな」







俺は宮本が家に入るまで、ずっと見守った。





・・・・・がんばれよ。





そう心の中でつぶやいて、暗い路地へと戻った。






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