大好きなキミへ
―次の日―





「上山、おはよー♪」






待ち合わせのイエローパーク入り口では、宮本が待ちくたびれたようにベンチに座っていた。






「おっす。草太と中村は?」






「まだだよー。あたしなんか30分前に来てたんだから」






「はぁ?なんでそんな早く来てんだよ・・・・」






「だって色々、作戦練ってたんだもん!」





「あ、そか。なんかいい案ある?」





「んー。最後に観覧車を2人で乗らせることしか考えてない・・・」





「まぁ、あの2人なら自然にいい雰囲気なれるかもな」




「そうだね。今日は頑張ろう♪」
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