大好きなキミへ

4人がどこかへ消えてから、約30分。






宮本は、完全に溶けたカップに入ったソフトクリームをスプーンでかき混ぜ続けてる。







オイオイオイ・・・。大丈夫なのか??





「・・・・宮本ー?」





「・・・・・・・・・」




「宮本??」






「・・・・・・・・・」





「――――っ・・・宮本ぉ!!」






「・・ハィ!?」





「・・・・・・・・やっと反応した」





「え?なにが?」





「・・・・・・・・・・あのさぁ・・・・本当にあいつのこと、好きなの?」






ちょっとイキナリすぎたか??





「・・そうだけど??」




「そか」
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