大好きなキミへ
観覧車に乗り込むまで、あっと言う間だった。
「ふー疲れた!!」
宮本は、椅子にもたれかかった。
てか・・・いいのかこの状況?
「みやも・・・・」
「あー!!ホラッ♪やっぱり夕日すごいじゃん!!!」
「あ・・・・あぁ」
「今頃、木下も彼女といっしょに見てんのかなー?」
そう言った宮本の顔は、すっごい寂しそうで。
「・・・・あたし・・・・もう、やめようかなぁ?この恋」
「・・・・・・・」