大好きなキミへ

猛ダッシュで学校の校門を通り抜け、玄関で靴を履き替え、教室へ向かった。






はたから見たら、きっとその時の俺は、かなりすげぇ顔をしていたと思う。






階段を2段とびで駆け上る。






キーンコーン・・・





「うわっ!やべ」





あともう少しで教室っ・・・。






ガラガラッ・・・





「おー委員長~。遅刻だぞ~」





先生は息を切らして立っている俺に、笑いながら声をかけた。





あークソ・・・・委員長としてのプライドがっ・・・・!!





赤面しながらも、席に着いた。





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