大好きなキミへ

「めずらしいね~、上山が遅刻なんてさぁ」





斜め後ろに居る宮本が笑いながら言ってきた。






「・・・・・寝坊したんだょ・・・・」





「へぇ~上山が寝坊かぁ・・・・」




「んだよ。悪いかっ」




「べっつに~」





クスクス笑いながら、再び黒板に目を戻す宮本。





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