昼間の月は淡くて白い 第二巻
*『首輪』
自分の心は自分自身のもの
自分が従うのは自分だけだと
それを示す為の首輪
それは自由を掲げる為だったはず
何者にも縛られない決意のあらわれだったはず
それなのに何故苦しい?
そこには自由があるはずで
そこには喜びがあるはずで
何故苦しいの?
僕はまだ気付いていなかった
自分自身だって首輪をつけることは出来ないって
本当の自由は
何者にも飼い馴らされない
首輪の向こうにある
*
自分が従うのは自分だけだと
それを示す為の首輪
それは自由を掲げる為だったはず
何者にも縛られない決意のあらわれだったはず
それなのに何故苦しい?
そこには自由があるはずで
そこには喜びがあるはずで
何故苦しいの?
僕はまだ気付いていなかった
自分自身だって首輪をつけることは出来ないって
本当の自由は
何者にも飼い馴らされない
首輪の向こうにある
*