昼間の月は淡くて白い 第二巻
*『伝えるために、伝わるために』
隣の人と
なんの関わりも持たない現代
言の葉なんてそれこそ自然に
輪郭を失っていってる
思考は麻痺して
心が軋む
言うべき言葉を形にすらしないまま…
かつてその大昔
ご先祖様が言葉を作り出したのは
相手を
彼の人を
知りたかったからでしょう?
行き交う人は
下か前を向き
何処までも自己世界に没頭する
世界で自分は一人だけ
誰もが無意識に隠し持ってる
『あの言葉さえ言っていれば』なんて
調子の良い事
言わずに後悔するよりは
言って後悔すればいい
かつてその大昔
ご先祖様が言葉を作り出したのは
相手を
彼の人を
知りたかったからでしょう?
貴方を
自分を
知って欲しかったからではないですか?
*
なんの関わりも持たない現代
言の葉なんてそれこそ自然に
輪郭を失っていってる
思考は麻痺して
心が軋む
言うべき言葉を形にすらしないまま…
かつてその大昔
ご先祖様が言葉を作り出したのは
相手を
彼の人を
知りたかったからでしょう?
行き交う人は
下か前を向き
何処までも自己世界に没頭する
世界で自分は一人だけ
誰もが無意識に隠し持ってる
『あの言葉さえ言っていれば』なんて
調子の良い事
言わずに後悔するよりは
言って後悔すればいい
かつてその大昔
ご先祖様が言葉を作り出したのは
相手を
彼の人を
知りたかったからでしょう?
貴方を
自分を
知って欲しかったからではないですか?
*