snow flake〜罪な恋に落ちて〜

身長180近くの樹と、やっと150を過ぎたくらいの私。

身長差もあり、すっぽりと腕に収まる。


洗いものを流し台に置く。
次に樹をたしなめにかかる。

「たーつーきーッ!!いつもダメって言うじゃん?洗いもの進まないから、あっちでゆきと遊んでて?」

ちなみに、『ゆき』とはウチの可愛いフェレットの事。
里親募集の人から引き取った、真っ白に黒い瞳の可愛いこチャン。
私も樹も、ゆきを溺愛してる。

単なる親バカです。


「…嫌。10秒で来い、…来なかったら、分かるだろ?早く甘えさせろ」

「‥…ッ!!『分かるだろ?』て何よ?洗いものまだのこっ――「後でやればいいし。てか、知ってんだろ?お前のカラダなら分かってるハズだけど」

途中で遮られた。
反論すらできない弱い私。
私の鎖骨に触れながらそう言うと、妖艶な笑顔を残してスタスタと向かって行く。

寝室へ。

取り残された私は…
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