snow flake〜罪な恋に落ちて〜
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カラダの芯が熱を帯びる。

溢れる感覚にぎゅと目をつぶる。



私の蜜を長い指に拭われる。

「――――…‥ッ」

見せつけるように舐められて、


「…甘い」


と耳元で囁かれた。


羞恥に涙が滲む。

そんな私を楽しそうに見下ろす樹。


繋がった部分が熱くて、溶けてなくなるかと思うほどだった。
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