snow flake〜罪な恋に落ちて〜
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殺風景な部屋に私の嬌声と、樹の息遣い。

響く水音。

耳を塞ぎたくなるくらい…

カラダは正直だった。


樹によって慣らされた私のカラダは彼の思い通りに悦びの声をあげる。

晒されて、

弄ばれて、

堕ちる。



もぅ、限界が近かった。


「‥…、ね、ッもぅ、だ…めッ…ンふぁッ」

樹の背中に爪を立てる。

見上げた樹の顔は今夜一番美しく、色っぽかった。


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