snow flake〜罪な恋に落ちて〜
2人で、会う内に多くの共通点を見つけた。
「姫璃、夜働いた事ある?」
そう、なんでもない事のように尋ねる樹。
飲んでいたアイスティーの氷が¨カランッ¨と音をたてる。
「“夜”?…うん、あるよ(笑)」
私の答えに、顔色一つかえず、樹は秘密めいた笑顔で先を促す。
樹の笑顔の裏には、私の答えが分かっていた事。
また、樹も同じ世界で生きてきた人間である事がうかがえた。
どこまで話そうか迷ったけれど、私には隠す意味のない事と思い全て話した。
私の話を聞いても、樹はやはり変わらなかった。
多少の不安はあったからか、聞き終えた樹の顔に笑顔がみえてなぜか気付かれないよう小さく息を吐いた。
「姫璃、夜働いた事ある?」
そう、なんでもない事のように尋ねる樹。
飲んでいたアイスティーの氷が¨カランッ¨と音をたてる。
「“夜”?…うん、あるよ(笑)」
私の答えに、顔色一つかえず、樹は秘密めいた笑顔で先を促す。
樹の笑顔の裏には、私の答えが分かっていた事。
また、樹も同じ世界で生きてきた人間である事がうかがえた。
どこまで話そうか迷ったけれど、私には隠す意味のない事と思い全て話した。
私の話を聞いても、樹はやはり変わらなかった。
多少の不安はあったからか、聞き終えた樹の顔に笑顔がみえてなぜか気付かれないよう小さく息を吐いた。