天国に行っても[大幅変更中]
「は…?」



あたしの…脳に…腫瘍?



「何それ…」




動揺を隠せない私に井上先生は




「つまり…がんです…」








が…ん…?







「ちょっ、つまらない冗談はやめてください。医者がそんなこと言っていいんですか?だいたい、私もう高1ですよ?だまされませんって」




「奈留ちゃん、ちがうんだ。冗談なんかじゃ」



「ちがうっ!!!!ちがうちがうちがう!!!!!!!!!」



「奈留ちゃん…」



「ちがうわーーーーーーーー!!!!」




私は叫び続けた。


”がん”という現実を



認めたくなかったから…

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