天国に行っても[大幅変更中]
「奈留…」


翔は、少し不思議そうな顔をして黙ってる。


…困ってる…よね。


だめだ、私。


また翔を困らせちゃってる。


「…ごめん…やっぱ、忘れて?」


私は…翔を困らすことしかできないのかも…


こうして気まずい空気が流れていた中、いきなり翔が口を開いた。


そして、こう言ったんだ。












「全部、だよ」










< 33 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop