天国に行っても[大幅変更中]
でも、今はなんともない。


?…気のせいかな?

まぁ、いっか。


「ちょっとまってー!」





このとき病院にいってれば…

もっともっと、幸せな時間が続いたのかな…?




「ごめんね。待たせちゃって」

「いーよ。どうせ、寝坊でもしたんだろ?」

「え!なんで分かったの?!」

「奈留はむかしっから全然変わってないからな」

「なにそれー!私が全然成長してないみたいじゃない!」



こうやって翔と笑いあうのはすごく楽しかった。

時間を忘れてしまうほど…










「ついた!」

「ここかぁ!私、この水族館はじめて来た!!」

「そーなんだ?俺はさ、小さいころよく来たんだ。父さんと母さんと兄貴と4人で」

「へえ。いーね♪おっきいし。たのしそう!」

「よしっ。じゃ、入るか」

「うん♪」









ズキッ







「あ」




またこの痛み…




「どうかしたのか?」


「う、ううん。なんでもないっ」




きっと、寝不足のせいだよね。


私自身も軽く思っていたのに…

もしかして翔は、いやな予感がしていたの?









< 6 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop