天国に行っても[大幅変更中]
「あはは、確かに」


「だって生きてるもんね」


「…あと何度、こうやって笑い合えたり、美味しいご飯を食べられるんだろ…」


ふと美希ちゃんが言った。


その一言で、みんなが一瞬固まった。


「…ごめん。変なこと言った」


美希ちゃんは悲しい顔で、申し訳なさそうに言った。


「あははっ、やめてーなー!!笑えへんがな!!」


「ほんとよー!!もー、悲しくなるじゃなーい」


未波ちゃんとあんなちゃんはそう笑い飛ばしたけど、私はできなかった。


…美希ちゃんと言うとおりだと思った。


あと何度、私は眠ることができるのだろうか。


何度ご飯を食べられるのだろうか。


何度笑えるのだろうか。


何度話せるのだろうか。


…今の私は弱い。


決心とか、自信とか、すぐに崩れ落ちていく。


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