僕に舞い降りた天使
「それって家帰れないじゃん!」
「どーすんの?」
シーン…
「とりあえず…」
母さん…?
「ご飯食べる?」
キラキラスマイル!!
なんてマイペースなんだ…!!
ってわけでご飯食べてから話すことになった。
沙希という女の第一印象は『明るくてよく笑う』
初めて会ったというのにもう家族に溶け込んでる。
どーゆー神経してんだ?
ま、いーけど。
俺は仲良くするつもりなんてねぇしな。
女なんてめんどくせぇだけだし。
「さてと、これからどーするかだな」
「記憶がないんだから帰るにも帰れないよね~」
「家族のことと、自分のことが思い出せないみたいだね」
再び家族会議開始。
参加する気0の俺。
さっさと追い出そうぜ…。
どっから来たかもわかんねぇのに。