僕に舞い降りた天使
それから3日経って、裕也の誕生日がやってきた。
今日は彩加の家で4人で裕也のために誕生日パーティー。
なんで俺らがそんなことしなきゃいけないんだ。
「おー大翔ー!!お前知ってたんだろー?彩加が俺の誕プレ買いに行ってただけだって!!俺知らなかったからよぉ!!」
「あー誤解は解けたわけ?」
「まさか裕也に見られてるとは思ってなかったから…ごめんね、大翔」
「別に…」
仲良くやってんならいいよそれで。
「大翔!良かったね、誤解解けて!大翔が言ってた意味やっとわかったよ!!」
あー…
”彩加は裕也が大好きってとこか”
そんなこと言ってたな、そーいえば。
「もぅ!私には言ってくれてもよかったのにぃ!!」
「いや、お前絶対口滑らすだろ」
「ひっどーい!!」
「冗談だって、怒んなよ。もう2人にしてやろうぜ」
「そーだね!帰ろっか」
「じゃあ、俺ら帰るわ」
「あとはごゆっくりー!!」
「ごめんね!ありがとう」
「じゃーなー!!」