僕に舞い降りた天使
変なキモチ
「女拾ったぁ~!?何言ってんだよ大翔!!」
「いや、マジで」
裕也には昨日のことを全部話した。
裕也なら言ってもいいかなって思ったから。
「へぇ~…一緒の部屋ねぇ~!!」
「変な目で見んな」
「どんな夜をお過ごしで?」
何を想像してるんだか、ニヤニヤしてる裕也。
「だから別に…」
俺は風呂はいったあと、部屋で雑誌を読んでいた。
ガチャッ
「大翔君お風呂あがったよー」
「……」
まだちょっと濡れてる髪。
ほのかに甘いシャンプーの香り。
なんかほわほわ…。
って何考えてんだ俺!!
「どーしたの?大翔君?」
「…君付けやめろ」
「え、でも…」
「みんな呼び捨てで呼んでる」
「そっか!じゃあ、大翔って呼ぶー!!」
まぁ、どーでもいいんだけど大翔君ってキャラじゃねぇし。