僕に舞い降りた天使


俺たちは一応大翔を預かることになった。


それから1日が経って、2人と連絡が取れなくなった。


心配になり警察に捜索願を出した。






そして3日後。







2人が遺体として見つかったとニュースで流れていた。











「2人は借金を払えなくなり、心中したんだ」


「心中…。もうこの世にはいないんだ…」


「ああ…。最初は大翔をしばらくの間預かるだけのつもりだったが、2人が亡くなってしまって…大翔を正式に養子として迎えることになった」


「そっか…」


「確かに大翔とは血は繋がっていない。だがお前は俺たちの息子だよ」


「うん…。わかってるよ。最初はわからなかったけど、海が教えてくれた」





俺は海のことを全て話した。




< 165 / 224 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop