僕に舞い降りた天使


「なに男2人でひたってんのよ!!気持ち悪いっ」


「彩加!?なんでここに…」


裕也はビックリして起き上がった。


ピタッ


「うぉっ!!冷てっ」


沙希が俺の頬に缶ジュースをくっつけた。


「喉渇いたでしょ?」


ニコッと微笑む沙希。


「サンキュー…」


俺は起き上がって、缶ジュースを開け一口だけ飲んだ。


「すごい腫れてる…」


沙希が心配そうに呟く。


「こんなん大丈夫だよ」


「あんまり心配させないで…」

「ごめん…」


「「………」」


裕也と彩加が意味深な顔で俺たちのやり取りを見ていた。


「なんだよ…?」


「いやぁ…ただ、仲良いなぁと思って!!」


「…あっそ」



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