僕に舞い降りた天使


パァンッ


「おかえり大翔!!」


俺が教室に入ると、満面の笑みの裕也とその他男子が待ち構えていた。


「なんだよ、クラッカー?火薬くせぇ」


「高校入って、呼び出し50回達成!!おめでとう!!」


「お前は俺たちの誇りだっ!!」


「ホントに憧れるよ!!」


「俺たちにそのモテパワーをわけてくれっ!!」



………。





「うぜぇ」





そう言ってドカドカと自分の席に座った。





シーン…





俺の一言で教室中が静まり返ってしまった。



「なんで大翔機嫌悪いんだよー?せっかく盛り上がろうと思ってたのにー」



「とりあえずうぜぇ」



「もー!ノリが悪いぞっ!裕也困っちゃう」



「キモい」



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