僕に舞い降りた天使
「おばさんこんちわー!!」
「あら裕也くん?久しぶりねぇ~!!」
「はい!!お久しぶりです☆」
リビングにはあの女の姿見当たらない。
「母さんあいつは?」
「あいつって沙希ちゃんのこと?沙希ちゃんなら…」
「呼びましたー?」
…。
「「……」」
俺と裕也は固まってしまった。
なんでかって?
「めっちゃかわいいーーー!!!」
裕也がいきなり叫んだ。
うん。
なんか昨日までと雰囲気が…。
「君が沙希ちゃん!?」
「え、はい。そうですけど…」
「やばいやばい!!大翔の言った通りホントにてんっふぐっ」
俺は慌てて裕也の口をふさいだ。
苦しかったのか俺の腕を叩いてアピールしてくる裕也。
「ぶはぁっ!死ぬかと思った…」
「殺すつもりだった」
「すまん…」