僕に舞い降りた天使
裕也と二人で夜中まで騒ぎまくった俺は、朝の5時に寝て、10時まで寝ていた。
泊りってこんなもんだよな。
「大翔おはよ!」
「ん、はよー…!!?」
俺の目に入ったのは、沙希。
彩加もいる。
「なんでいんの?」
「裕也くんに誘われたんだよー!」
「へー。びっくりした」
「へへへ。大翔の寝顔バッチリ見ちゃった」
「………最悪」
朝からわいわいやるのは初めてかもしれない。
いつも朝は機嫌が悪い俺も清々しい気分だった。
昨日決心がついたからか?
いや。
朝1番に沙希の笑顔を見たからかもしれない。
なんてな。
そのまま夜まで四人でゲームしたり、雑談したりして過ごした。