僕に舞い降りた天使
僕に舞い降りた天使
「大翔ー!!久しぶりー!!」
「おー、裕也」
「お前相変わらず反応が薄いんだよ!!」
「お前は相変わらずうるせぇよ」
沙希が俺の前からいなくなってもう3年。
俺はそこそこの大学に進学し、もう大学2年だ。
裕也は実家の料理屋を継ぐために修行中。
沙希とは全く連絡をとっていない。
お互い怖いんだと思う。
最後はあまり良い別れではなかったから。
俺は沙希が帰ってくるのをずっと待ってるんだけどな。