僕に舞い降りた天使
「じゃ、じゃーまた明日なー!」
「お、おう」
「ばいばーい」
よし。
帰るか。
「あれ?コンビニは?」
「あ?最初から寄る気ねぇよ」
「え?じゃ、なんでここまで来たの?」
これは言ってもいいのか?
「あー。あいつ。裕也が前に他校のやつらにケンカふっかけられてボコボコにされたことあんだよ。だから俺がパトロール」
「パトロール?ふふっ。優しいんだね」
「…別に」
あまりにも無邪気に笑うから、目をそらしてしまった。
「あたしホントにコンビニに用があるから一緒に行こうよ!」
「いーけど」
「じゃー決定!!」