僕に舞い降りた天使
ガチャッ
「大翔~?お風呂次いいよ~?」
「あぁ、さんきゅ」
あれから俺は家に帰って部屋でずっとゴロゴロしてた。
そんなことしてるうちに沙希も帰ってきた。
きっと俺の様子が変なのは感じただろう。
でも沙希は何も言ってこなかった。
「あ、そうそう!明日彩加と裕也君と一緒に買い物行くけど行くよね?」
「ふーん…別にいいよ」
「じゃあ、明日10時待ち合わせだから一緒に行こうね」
「了解」
少し会話してから俺は風呂に入った。
明日10時か…。
まぁ、沙希が起こしてくれるだろ。
風呂からあがって部屋に戻ると沙希がベッドの上で雑誌を読んでいた。
「沙希~」
「ん~?」
「明日起こしてね」
「え?うはっ…あ、はい」
沙希は俺と目があったらパッとそらした。
「…なんで顔赤くしてんだよ?」
沙希の方に近寄ろうとすると…
「ちょっ!待って!なんか服着て~っ!!」
あー…そいえば暑くて上半身裸だった。