君のとなり
「……聞きたい?」
「!?」
再びシオンの思考を詠んだアスラにシオンは驚きを隠せなかった。
「不気味?」
「いや…その」
「変わらない」
シオンが何か言おうと口を開くと、インドラがそう言った。
「変わらない。僕もアスラもシオンも…同じだよ」
「………うん、ありがとう」
「……」
この二人はついさいきん会ってばかりにしては仲が良すぎる。
記憶を失ってもなお、魂が互いにひかれあっているのかもしれない。
「シオンは、気味悪い?」
「……え」
考え事をしていたせいで、アスラの言葉の意味を理解するのに少し時間がかかった。
「そう、じゃなくて………俺の親友もお前みたいなことができたんだ」
「しんゆー…?」
「あぁ…人の心を読めるとかじゃなくて、相手の表情ひとつで何を考えてるのかがわかるんだ」
シオンは昔を思い返すようにアスラとインドラに話した。
「僕と、同じ?」
「あぁ。俺たちは、その力を神に与えられた力だと信じ、神力とよんだ」
「しんりき…」
アスラは自分の胸に手を当てながら、そう呟いた。
「!?」
再びシオンの思考を詠んだアスラにシオンは驚きを隠せなかった。
「不気味?」
「いや…その」
「変わらない」
シオンが何か言おうと口を開くと、インドラがそう言った。
「変わらない。僕もアスラもシオンも…同じだよ」
「………うん、ありがとう」
「……」
この二人はついさいきん会ってばかりにしては仲が良すぎる。
記憶を失ってもなお、魂が互いにひかれあっているのかもしれない。
「シオンは、気味悪い?」
「……え」
考え事をしていたせいで、アスラの言葉の意味を理解するのに少し時間がかかった。
「そう、じゃなくて………俺の親友もお前みたいなことができたんだ」
「しんゆー…?」
「あぁ…人の心を読めるとかじゃなくて、相手の表情ひとつで何を考えてるのかがわかるんだ」
シオンは昔を思い返すようにアスラとインドラに話した。
「僕と、同じ?」
「あぁ。俺たちは、その力を神に与えられた力だと信じ、神力とよんだ」
「しんりき…」
アスラは自分の胸に手を当てながら、そう呟いた。