嘘つきな彼氏彼女
わかれ
デートの次の日から、私たちは手を繋いで登校した。
周りからは、より一層仲良くなってどうしたの?って聞かれたけど…私は何もないとしか言えなかった。
「ばか千帆。」
「ん?」
ご飯を食べてると急にそう言った和美ちゃん。
「あんた達ヤったの?」
「やる?」
「あ、違うか。」
やる……ヤる…って………
「そんなわけないじゃんっ!!!わ、私は……まだっ、しょ、しょ………
」
「わかったから…もぅいいよ。そんなこと言った私が悪かったから…」
「もぉーっ!!」
「で、……何があったの?」
「んー、キスした…。」
と、私が言うと飲んでたコーヒー牛乳をブーッと吐き出した和美ちゃん。キタナイ。