私と彼
諒「おぅ！遅ぇし！まぁいいや～行こうぜ」

学校までの間、私達はいろんな話をした

それは今まで離れていた時間を埋めようとしているかのような…

ずっとこんな時間を過ごせることを私は密かに望んでいて、まさに今一緒の時間を過ごせていることに幸せを感じていた

小さい頃から私の中にあった諒への気持ちの芽が今また育ちつつあった




< 23 / 60 >
表紙・目次

この作品をシェア

pagetop