私と彼
愛「綾~同伴出勤ですかぁ~?超羨ましいんですけどっ!」

朝からテンション高めな愛梨

私は、愛梨のこの明るさに元気をもらうこともあり…朝から鬱陶しく思うときもある

今は前者かな…?

『せっかく一緒の高校なんだからって諒が誘ってきたの
でもなんもないよ!確か諒って彼女いるし』

愛「そぉなんだ~でも彼女いるんならなんで綾と?」

『さぁ?聞いてないけど違う学校なんじゃない?ここって私の中学からは受ける子少ないし』

この清秀高校は偏差値高い割には進学校ではなく、運動部にも力を入れていて、文武両道を重んじている

だから大学行きたいなら進学校、部活入りたいならもう少し偏差値を下げた学校に自然とヒトが流れていた

諒もそのことについては例外ではなく、もちろん違う高校に行くものだと思ってた

だから清秀を受けたと聞いたときは驚いた




< 24 / 60 >

この作品をシェア

pagetop