私と彼
『秋元くん練習見といてくれる?
私みんなにジャージのサイズ聞いて注文してくるよ
ついでに新入部員のためにロッカー空けなきゃいけないし』

秋「あぁ、わかった
でも資料まとめんの手伝ってほしいんだけど」

『おっけぇ
あんまり時間かかんないと思うし、しばらくだけよろしくね』

秋元くんの親指を立てたサインを笑顔で見届け、私は注文用紙を取りに部室に向かった

体育館には2、3年の練習の音と、新入部員に指示する秋元くんの声が聞こえ始めた




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