続†素顔の先輩と甘い休息
匠先輩の瞳を見ていると、奥深くへと吸い込まれちゃいそう…。
「カフェでバイトなんてしたら、他の男が放っておくわけねぇからさ…。」
吐息がかかるほどの至近距離にドキドキの音がうるさいよ……。
「でも先輩……、そっ…そんなこと、絶対にな……」
“ないですから…。”って言いたかったけど、匠先輩が私の唇に人差し指をあてるから、それ以上何も言えなくなってしまった。
「ないわけねぇじゃん…。翠央は本当に鈍いよな…。」
匠先輩は唇から人差し指を離すと、フッと笑った。