続†素顔の先輩と甘い休息

「じゃあ、夏休みは俺の家に来いよ?俺の隣の部屋は、ずっと翠央専用の部屋ってことで空けてあるから、ずっと泊まればいいし。」

わ〜
もう行くことになっちゃってるよ〜!


それに…
なんだか今…“泊まればいい”って言ってたような気がしたんですけど……


そ…それってつまり…
棲み込みのアルバイト…ってこと…だよね?


「と……泊まるなんて、そこまでご迷惑を掛けられません…!私の家から通いますので…。それに、その間、家を空けるのも不安がありますから…。」


私が家を空けたら誰もいなくなっちゃうもん…。


しばらくの間、家を空けるっていうのは今までなかったから、余計に心配なんだよね…。



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